会社名が同じ?ホームページ検索で上位表示されない問題を解決せよ!

会社名同じ
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くくりさん

 

レンタルサーバー「くくり」のキャラクター。(本当は、とあるホスティングサービスの中の人)お仕事用のWebサイトやメールアドレスを初めて作る方向けに、役に立つ情報を発信します!

 

 

くくり
こんにちは。ウェブ活用のヒントを分かりやすくお伝えするキャラクターの「くくり」です。

 

女性起業家
こんにちは。くくりさん。

相談してもいいでしょうか?

実は、会社のホームページを検索したら、私の会社名と同じ会社名が検索上位にあるんですが、その場合はどうしたらいいでしょうか?

 

くくり
それは、同じ会社名が数社あるということですね。

その場合は、後から同じ会社名でホームページを出すと検索上位になかなか上がりませんので、少し不利になります。

同じ会社名がたくさんあるとき、簡単にできる対策方法についてのお話をしますね。

 

 

 

会社名が同じだとホームページ検索で上位表示されない?

会社名同じだと上位表示できない?

 

会社名を検索したときに、なかなかお目当ての会社のホームページが見つけられないことありますよね。

 

それは、同じ会社名が多数あることが原因の一つになっています。

 

では、日本の企業にはどんな会社名が多いのでしょうか?

 

2016年に東洋経済が発表した「独自集計!日本の「ありがち社名」トップ1000」から国税庁「法人番号データ」をもとに東洋経済独自で集計したデータを見てみましょう。

 

 

日本の「ありがち社名」トップ5(2016年2月中旬時点)

1位 アシスト(1051社)
2位 ライズ (965社)
3位 アドバンス(899社)
4位 サンライズ(846社)
5位 トラスト(790社)

 

 

同じ会社名が1051社ある「アシスト」が1位なんですね!

 

例えば、会社名をトップ1位の「アシスト」とした場合、1000社以上の会社がライバルになるわけです。

 

よって、人気の会社名をつけるということは、インターネットで検索したときに他の同じ会社名の中に埋もれてしまうのです。

 

すでに1000社以上ある会社名の中で、後発の企業が検索上位を獲得するのは、至難の業ですよね。

 

 

他の会社と同じ会社名!検索上位に上げるための解決法は?

上位表示されない解決方法

 

自分の会社が、他の会社と同じ会社名の場合、どうすればいいでしょうか?

 

それは、同じ会社名が1051社ある「アシスト」が教えてくれます。

 

それでは「アシスト」で検索してみましょう。

アシスト①

 

「アシスト」の名称だけで701,000,000件あります。

 

これは「アシスト」という会社だけでなく、「アシスト〇✖△」とか「〇✖△アシスト」とか「アシスト」が含まれる言葉すべてになります。

 

ここで、検索結果の「アシスト」が会社名の場合、会社名の他にあることに気が付きましたか?

アシスト②

 

そうなんです。

 

ホームページのタイトルに会社名だけじゃなく、「商品名」「サービス名」を追加しているんです。

 

このように、会社名の他に「商品名」「サービス名」または「地域名」など追加することで、他の同じ会社名と差別化しています。

 

そうすれば、たとえ会社名をトップ1位の「アシスト」としたとしても、1000社以上の会社がライバルになるわけではありません。

 

1000社以上ある「アシスト」という会社の中で、同じ業種の会社だけがライバルになるのです。

 

 

 

 

そもそも同じ会社名にしなきゃいい?

同じ会社名にしなきゃいい

 

すでに自分の会社と他の会社が同じ会社名の場合は、会社名のほかに「商品名」「サービス名」または「地域名」などを追加することで差別化できることがわかりましたね。

 

それでは、これから会社設立される場合は、どんな会社名にすればいいでしょうか?

 

実は、あらかじめ会社名がかぶらないかどうかを事前チェックすることができます。

 

同じ会社名があるかどうかは、「登記・供託オンライン申請システム」で無料で調べられるのです。

 

しかし、「登記・供託オンライン申請システム」は、IDとパスワードを取得しなければなりません。

 

他にもっと気楽に調べる方法があります。

 

国税庁「法人番号公表サイト」です。

 

法人番号公表サイト①

 

国税庁の「法人番号公表サイト」では、法人番号や会社名、住所(法人の商号及び所在地)から、全国の会社を調べることができます。

 

法人番号公表サイト②

 

国税庁「法人番号公表サイト」の「法人の商号及び所在地」の検索窓に「アシスト」と入れてみましょう。

法人番号公表サイト③

 

●前方一致検索

●入力した文字そのままで検索

上記を選択して「検索」をクリックします。

 

法人番号公表サイト④

 

すると、「アシスト」という会社名で2,442件見つかりました。

法人番号公表サイト⑤

 

2016年2月に東洋経済が集計したデータでは、「アシスト」が1051件でしたが、今は2倍以上になっていますね。

 

これは、2016年2月から2019年5月の間に「アシスト」という会社名が増えたということと、この「法人番号公表サイト」では、現在閉鎖している会社なども表示されるからです。

 

あなたの会社名と同じ会社名は何件ありましたか?

 

 

同じ会社名にすることの注意点

同じ会社名にすることの注意点

 

「法人番号公表サイト」で会社名が同じになる会社を見つけたけど・・・

 

どうしてもこの会社名にしたい!

 

会社名に強い想いがあって、同じ会社名が多いのはわかっているけど、どうしてもこの会社名を使いたいってことありますよね。

 

現在の法人登記は、同じ会社名、同じ住所でなければ登記可能です。

 

平成20年の会社法施行により、自分がつけたい会社名と同じの会社が同じ市区町村内にあっても、自分がつけたい会社名の会社が作れるようになりました。

 

以前は、同じ会社名で同じ市区町村内にあると設立出来なかったんですね。

 

また、株式会社○○と○○株式会社のように、「株式会社」の位置が違えば、同じ会社名とはみなされません。

 

「株式会社アシスト」
「アシスト株式会社」

 

ただし、会社名を同じにすることで注意することが3つあります。

1.不正競争防止法の違反に注意しよう!
2.商標登録に注意しよう!
3.間違い電話に注意しよう!

 

簡単に見ていきますね!

 

 

不正競争防止法の違反に注意しよう!

会社名がすでに世の中に広く認識されている場合、不正競争防止法違反として、その会社名の使用差止めや損害賠償を請求をされることがあります。

 

そんなの大企業と同じ会社名にした場合のことだから、さすがにそんなことしないよ~と思いますよね。

 

しかし、大企業から訴えられるとは限らないのです。

 

ある地方のショッピングセンター開店した際、そのショッピングセンターの名称が、同じ市にある貸しビルと同じ名称だったことにより、数年後にショッピングセンターの名称を変えなくてはならないことになりました。

 

やっと、その地方にショッピングセンターの名前が根付いてきたところで、名称の変更による多大なる出費と知名度の再構築を1からやり直すことになりました。

 

実際のところ、どの程度の範囲が「広く認識されている」ものになるのかは判断しにくいものですが、「ちょっと危ないかも」と思ったら専門家に相談してみるといいでしょう。

 

 

商標登録に注意しよう!

すでにその会社名(商号)が商標登録されていた場合は、所在地が違っていたとしても、その会社名は使用できません。

 

株式会社の位置を変えたとしても同じです。

 

使用する予定だった会社名が商標登録されているかどうかは、「特許情報プラットフォーム」のサイトで無料で確認できます。

 

 

 

間違い電話に注意しよう!

あなたの会社に別の会社と勘違いして、間違い電話がないとはかぎりません。

 

結果、無駄な電話対応が増えてしまい、本来やるべき業務が行えなくなる可能性もあります。

 

同じ会社名は、できるだけ避けられる方がいいでしょう。

 

もうすでに同じ会社名が数社ある場合は、他の会社と勘違いされないように「地域名」「サービス名」「商品名」などで差別化することをおすすめします。

 

 

まとめ

 

くくり
ホームページ検索したときに同じ会社名出てくる場合の対応策をお話しましたが、いかがでしたか?

 

女性起業家
なるほど!

これから会社名を決めるときには、事前に「法人番号公表サイト」で調べてなるべくかぶらないように注意すればOKですね!

私の会社のように、すでに同じ会社名がある場合は「地域名」や「サービス名」「商品名」などをタイトルやキーワードに入れ込むことで他の会社との差別化ができるんですね!

 

くくり
はい、そうなんです。

ホームページ検索でも差別化していきましょうね!

 


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