くくりさん
レンタルサーバー「くくり」のキャラクター。(本当は、とあるホスティングサービスの中の人)お仕事用のWebサイトやメールアドレスを初めて作る方向けに、役に立つ情報を発信します!
私、お店のホームページを自分で作ってみようと思うんです。
私のお店ではアクセサリーを販売しています。
他にはアクセサリーをつくる講座や出張講座もしています。
いろんな方に私のお店を知ってもらって、商品購入や講座に参加していただけるようなホームページを作りたいです。
あ、アクセサリーを一緒に作ってくれる人も募集したいです。
もし、お店のホームページにこの3つの中で1つしか載せられないとしたら、どれになりますか?
ホームページに全部載せちゃダメなんですか?
Contents
ホームページの一般的で選びやすい6つの目的
ホームページを作るには、ホームページを作る目的が必要です。
自分の商品・サービスを多くに人に知ってもらいたいという想いから、あらゆる情報をホームページに載せたいというケースがあります。
もちろん、全部載せてもかまいませんが、その中でも1番の目的を決めておく必要があります。
そうしないと、ホームページを作る本来の目的が達成できない可能性が大きくなるからです。
要するに、あなたのホームページに訪問してくださった方に「どんな行動をしてもらいたいか?」という目的をもって作る必要があります。
ホームページを作るために、一般的で選びやすい6つの目的をご紹介いたします。
- 商品販売サイト(ECサイト)
- 問い合わせ・申し込みサイト
- リスト取得、ユーザー登録用サイト
- 会社の信用性アップサイト
- 人材採用サイト
- カスタマーサポートサイト
それでは、一つずつ紹介していきます。
商品販売サイト(ECサイト)
「商品販売サイト」とは、インターネット上で洋服やアクセサリーなどのファッション用品、化粧品、食品などの商品が購入できるサイトです。
いわゆる「ネット通販サイト」のことになります。
商品販売サイトでは、商品の独自性や品ぞろえといった充実さだけでなく、掲載する写真のクオリティやバリエーションなど、魅せ方についても重要になります。
また、商品販売サイトへの集客にも SEO(検索エンジン対策)やWeb広告、インターネットショッピングモール内広告などが必要になりますので、運用するのに最も費用と労力がかかるサイトといえます。
お問い合わせ・お申し込みサイト
「お問い合わせ・お申し込みサイト」とは、お客様からの直接の問い合わせや、資料請求などをゴールとするサイトです。
不動産屋さん、ブライダル業界、予備校などの単価の高い商品や、システム開発、機械製品といった B to B(企業間取引)サービスを主に行っている会社のサイトに最も多いパターンです。
商品が高額であることが多いため、サイトの内容は、信頼性が高く、共感できるコンテンツを充実させる必要があります。
サイトデザインの良し悪しよりも、コンテンツ内容の信頼性が問われるのです。
※コンテンツとは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声など中身のことです。
リスト取得、ユーザー登録用サイト
「リスト取得、ユーザー登録用サイト」とは、無料会員登録や、 PDF資料のダウンロード、メールマガジン登録などを主なゴールとするサイトです。
転職サイトなどの人材登録サービスや、すぐに売上に結びつかない高額なサービスなどが該当します。
基本的には、役に立つコンテンツと引き換えに、メールアドレスや個人情報を登録してもらう仕組みです。
メールアドレスや個人情報のリストを獲得するためには、かわりに配布されるコンテンツの魅力が重要です。
転職サイトなどでよく「この口コミ情報を全部読みたい方は、会員登録お願いします」ってありますよね?
それのことです!
会社の信用性アップサイト
「会社の信用性アップサイト」とは、いまどき、きちんとしたホームページを持っていない会社だと問題があるかもしれないので作ろうというケースです。
また、戦略的に会社の信頼度を上げるために作成することにもなります。
従って、実際にホームページからの問い合わせや、商品販売を直接行うわけではありませんが、会社の概要や重要な内容について信用の高いコンテンツを作りこむことが重要です。
メディア掲載やプレスリリースなど最新情報は、きちんと更新を行う必要があります。
人材採用サイト
「人材採用サイト」とが、新卒や、中途採用で優秀な人材を集めるためのサイトです。
しかし、小規模な会社の場合、自社で採用ページを作るだけでは直接訪問してくれる可能性は極めて少ないです。
そのため、外部の採用サイト(ハローワーク、就職活動サイト、転職サイトなど)や、採用イベントとの連携による集客などが必要になるケースが多いです。
カスタマーサポートサイト
「カスタマーサポートサイト」とは、Q&Aや トラブル解決方法のコンテンツをメインとする顧客サポート用のサイトです。
そのため、誰にでも操作しやすい状態にし、ホームページに訪問してくださった方に使い勝手のよいサイトにすることが重要です。
悩みに応じてすぐに解決に結びつく、わかりやすいサイトは、ホームページに訪問してくださった方をあなたの会社のファンにします。
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ホームページの目的は、原則1つ!
ホームページを作る時にやってしまいがちな失敗は、ホームページに目的の異なるコンテンツを詰め込みすぎてしまうことです。
結果、ホームページに訪問してくださった方に非常に使いにくいホームページになってしまう可能性があります。
- 商品購入してほしい! → 商品販売サイト
- 講座の生徒募集したい! → 問い合わせ・申し込みサイト
- 従業員も募集したい! → 人材採用サイト
上記3つのサイトは、それぞれ目的の異なるサイトです。
この目的の異なるサイトを1つのホームページに一気に詰め込むと、何をしたいサイトなのか、本来の目的がみえにくくなります。
結果的に成果の出にくいホームページになってしまっては元も子もありません。
しかし、どうしてもいろいろ載せたい!
そんな場合は、こうしましょう!
例えば、本来のホームページの目的と別に「人材募集」したいのであれば、採用のためだけに1つのサイトを作り、ホームページ上に作った「求人情報」というアイコンやボタンからそのウェブサイトにいくように設定しておくのです。
ホームページを作る時に最も大切なことは、たった1つです。
「あなたのお店のホームページの目的は何ですか?」
この1つの柱を決め、絶対にぶれないことです。
企業のホームページってどのくらい開設されている?
平成30年5月に公開された総務省の平成29年通信利用動向調査の結果によると、企業のホームページ開設率は、89.6%(2,592社回答)です。
ホームページがない企業は、1割程度ですね。
ホームページ開設目的は、多い順に次のとおりになります。
商品の催物の紹介・宣伝 67%
定期的な情報の提供 47%
申し込みや届出の受付 16.6%
電子公告・決済公告 11.3%
ホームページの目的はさまざまですね。
さらに、いろんな情報を提供するだけでなく、ホームページに訪問してくださった方が、例えば、申し込みなど次の行動にうつしやすい体制を整えることも、みなさん取り組んでいます。
そうすることで、ホームページに来てくださった方には使い勝手のよく、ホームページをつくった企業にとっては成果の出やすいホームページになります。
簡単にいえば、飲食店の場合、お店の雰囲気や場所、メニュー・コース一一覧の情報提供しをし、予約までできる流れができているということですね。
まとめ
一般的な目的は、次の6つですね。
- 商品販売サイト(ECサイト)
- 問い合わせ・申し込みサイト
- リスト取得、ユーザー登録用サイト
- 会社の信用性アップサイト
- 人材採用サイト
- カスタマーサポートサイト
1つの目的に対して1つのサイトが望ましいということがわかりました。
私は、アクセサリー講座のお問い合わせ・申し込みサイトを目的にホームページを作っていこうと思います!