ホームページはトップページ以外にも気を配れ!サイト構成に必要な4つの基本情報

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くくりさん

 

レンタルサーバー「くくり」のキャラクター。(本当は、とあるホスティングサービスの中の人)お仕事用のWebサイトやメールアドレスを初めて作る方向けに、役に立つ情報を発信します!

 

 

 

くくり
こんにちは。ホームページの運営と活用のヒントを分かりやすくお伝えするキャラクターの「くくり」です。

 

女性起業家
こんにちは。くくりさん。

お店のホームページを作ったのですが、ホームページからのお問い合わせってあまり来ないんです。

どうしたらいいですか?





くくり
そうですね。

ホームページを拝見しましたが、トップページはとても見やすいですね。
しかし、トップページをみてお問い合わせなどの次のアクションをしてもらえないのは、情報が足りないのではないでしょうか?

また、トップページ以外のページを少し手直しするだけでも、お客様がお問い合わせがしやすくなるんですよ。

 

 

 

ホームページのトップページにかかせない3つの要素

ホームページの顔

 

ホームページのトップページは、「ホームページの顔」です。

 

あ、これは私が悩んでいることだ!

私の悩みを解決してくれることが書いてある!

 

トップページをみて「このホームページは私のためにある」と感じてもらえないとこの先のページはあまり見てもらえないかもしれません。

トップページで「第一印象」が決まると言っても過言ではないでしょう。

そのためにトップページに必要な要素は少なくとも次の3つはいれておくべきです。

 

【トップページに必要な3つの要素】

  • 共感    
  • 信用
  • 納得

 

 

共感とは?

共感とは、訪問者に「これは私の悩んでいることだ」という気持ちになってもらうものです。

「慢性的な肩こり・・・何とかならない?」
「私も肩こりに悩んでいましたが・・・」

このように、「こんなお悩みありませんか?」といった会話調でお悩みをあげていくのは、比較的簡単な方法です。

訪問者の悩みと合致していれば、気持ちを惹きつけることができます。

また、訪問者が同じ悩みを持った人の体験談も共感してもらうために効果的です。

 

信用とは?

大手企業は、すでにその企業名、商品名自体が「信用」になっています。

しかし、中小企業や小さなお店などはまず知ってもらうことからはじめなくてはなりません。

「お客様は私達のことを知らない」ということを前提に、信用してもらうためのコンテンツを作っていく必要があるんです。

例えば、利用者累計数、販売金額などの「実績」や、賞やランキングなどの部からの評価」利用者の信ぴょう性のある「体験談」など、あなたの商品やサービスの信用性を裏付ける内容をあげておくとよいでしょう。

 

納得とは?

「信用」「共感」を蓄積した段階で、初めて「売り込み」です。

「売り込み」ときくと抵抗があるかもしれませんが、これは「お客様に納得していただき、利用または購入してもらう」ために必要なことです。

価格のリーズナブルさ、他社との性能やサービスの違い、魅力的な商品説明といったコンテンツを充実させることで、お客様の「納得」を得ることができます。

 

 

「共感」「信用」「納得」の3つの要素を含んでいるトップページは、お客様から「このホームページは私のためにある」と感じていただけることでしょう。

しかし、トップページは「ホームページの顔」であるといったように「第一印象」を与えるだけに過ぎません。

トップページ以外のページにも気を配ることが大切です。

 

 

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「お客様が知りたい情報」は全てのページに!

バッグ

 

親からもらった大切なバッグを汚しちゃった。

革製品だし、クリーニングしてくれるところあるかなー?

「革のバッグ クリーニング」で検索っと。

あ、近場であるみたい。

いくつか見てみよう。

 

ここのホームページは、革製品のクリーニング過程や実績、お客様の声も載っているから安心して頼めそう。

「自宅から送って自宅で受け取りOK!」って書いてある。

あ、お店に行かなくてもバッグを送るだけで対応してくれるんだ!

このバッグをキレイにしてもらえるか問い合わせてみよう。

 

あれ?

お問い合わせってどこでしたらいいの?

「自宅から送って自宅で受け取りOK!」って書いてあるのに、バッグを送って受け取るまでの流れが書いてない。

しかも5年前から更新されていないみたいだけど、今でも存在している会社なの?

 

さて、あなたは、このクリーニング店に大事なバッグを送りますか?

 

ホームページを作るとき、トップページに書く内容やデザインなどの見栄えに集中してしまいがちです。

トップページは確かにホームページの顔となる部分なので、力を注ぐべきではあります。

 

ホームページには「お客様が知りたい情報」を書きます。

 

「お客様が知りたい情報」の見つけ方を知りたい方は、こちらの記事もお読みくださいね。

>>ホームページには何を書く?お客様に選ばれ続けるホームページ作り

 

「お客様が知りたい情報」を書くのは、なにもトップページだけではありません。

 

トップページ以外のページにも「お客様が知りたい情報」に気を配ることが大事なのです。

 

 

 

トップページ以外のページに必要な4つの基本情報

トップページ以外のページ

 

 

あなたは、初対面で「コレおすすめです!」と、どんなにステキな人に言われても買いませんよね。

 

その方の話し方やしぐさなどから、誠実な方なのか?

勧められた商品も、きちんとした会社の商品なのか?

 

気になります。

 

トップページはあくまでもホームページの第一印象を決めるだけにすぎません。

 

トップページでお客様の心を動かし次のアクションをしてもらうためには、トップページ以外のページで「お客様を安心させ、会社の信用を得る」という重要な役割をしてもらわなくてなりません。

 

「お客様を安心させ、会社の信用を得る」というサイト構成にするために必要な基本情報は、次の4つです。

 

  • 会社概要・・・会社名、所在地、事業内容などを簡潔に伝えるページ
  • 事業内容・・・事業内容をより詳しくアピールするページ
  • お問い合わせフォーム・・・問い合わせを受け付けるためのページ
  • プライバシーポリシー・・・個人情報保護の取り組みについて掲載するページ

 

この4つの基本情報は、最低限必要なページです。

 

実際にどういったことを書いていけばいいか、紹介しますね。

 

 

 

最も重要なページ!「会社概要」

会社概要

 

ホームページにおいて、会社概要、運営者情報などのサイト運営者の情報が掲載されているページは、トップページに次ぐアクセス数を誇っています。

 

お客様が、「実際に問い合わせしたい!」「商品を購入しよう!」と思った場合、ホームページを運営している会社が信用できる会社なのか不安ですよね。

 

その判断をするために、会社概要のページを見ているのです。

 

では、会社概要には何を書けばいいでしょうか?

 

  • 会社名
  • 住所
  • 電話、FAX番号
  • メールアドレス
  • ホームページなどのURL
  • 会社外観の画像

 

基本的な情報ではありますが、オープンであればあるほど信用度は高まります。

 

ここで注意したいのが、会社情報や会社までの地図などを画像や動画などに加工することです。

もちろん、デザイン性があって、おしゃれな会社情報や会社までの地図などを作る会社もよく見かけます。

しかし、地図は道順などが分かりにくく、逆に使いにくいものになる可能性がありますので、なるべくやめましょう。

 

会社情報や地図を画像や動画にすることを避けた方がいい理由

  • 会社情報 → 文字情報でないと、コピーペーストができないので、メールなどで住所を伝えるのに不便なため。
  • 会社までの地図 → お客様がGoogleマップなどアプリを立ち上げて住所情報を入力する手間が発生するため。

 

最近では、電話番号をクリックするだけで電話をかけられたり、Googleマップのリンクを掲載することでクリックするだけでアプリが立ち上がったりしますよね。

ちょっとした心遣いで、お客様はお問い合わせや実際にお店に行くなどの次のアクションが非常に取りやすくなります。

 

それでも、どうしてもオリジナル性をだしたい!

会社情報や地図を画像で作って掲載したい!

 

そんな場合は、Googleマップも必ず掲載しましょう。

 

さらに最寄りの駅・主要駅からのルートや所要時間などもまとめておくと親切ですね。

また、スマホ利用者も増えているため、スマートフォンでしっかり情報が表示されるかチェックしておくと、さらにいいですよ。

 

 

 

しっかり伝えたい思いを!「事業内容」

しっかりした思いを

 

会社の事業内容や、商品紹介、ホームページのコンセプトなど会社の思いを伝えるページはとても大切です。

 

ただ、伝えたい思いが多すぎるのは避けましょう!

 

「思い」に関わるコンテンツが多すぎると、どれがどれだかわからなくなったり、焦点がぼやけてしまいます。

 

例えば、「代表のあいさつ」「商品に込める思い」「ミッション」などがホームページ内で別々のページに掲載されていたらどうでしょうか?

 

はっきりいって情報過剰です。

 

お客様は「知りたい情報」しか読みませんし、もし、すべて読んだとしても情報が多すぎて途中でよくわからなくなり、逆に印象に残りにくいです。

 

「事業内容」は、何のために掲載するのか?

理由はトップページの情報の信用性を補完する役割を果たすためです。

 

ですから、できる限り絞ったうえで、わかりやすく伝えましょう。

文章も、だらだらとした長文ですと読みにくいので、見出しで区切りながら簡潔に伝えることも大切です。

「事業内容」は次の2つくらいにまとめればいいのではないでしょうか。

 

  • 代表者のあいさつ
  • サービス(商品)にかける思い

 

 

あとは、わざわざ別ページを作らずに、個別のサービスや商品の詳細ページの中でしっかり伝えていくだけでも十分ですよ。

 

 

 

目立つ場所に!「お問い合わせフォーム」

目立つ

 

問い合わせのボタンや電話番号は、画面右上に設置すると、お客様の目に留まりやすいと一般的に言われています。

 

問い合わせフォームや、サービス・商品の購入のためのボタンは、とにかく目立つ場所に設置しておきましょう。

 

お問い合わせフォームの位置がわかりにくいところにあると、お客様は次の行動を迷うことになります。

 

結果、お客様の問い合わせ率が低下します。

 

例えば、ホームページのすべてのページのヘッダー(画面上部)、もしくはサイドバーなどに設置するほか、主要なコンテンツページの下部には、わかりやすく問い合わせのボタンを設置しておくとよいでしょう。

 

また、電話番号からの問い合わせや予約が多い企業の場合は、とにかく全てのページに電話番号載せておきましょう。

 

フリーダイヤルを取得しておくとさらに親切な印象を持ってもらえるのでおすすめです。

 

 

 

プライバシーポリシーと特定商取引法の表示は必須

プライバシーポリシー

 

個人情報の保護についての取り組み(プライバシーポリシー)はホームページ内に掲載することが必須になってきています。

 

商品を取り扱う会社の場合、お客様の氏名や住所などといった個人情報を取り扱います。

 

ここ数年、個人情報保護が重視されるようになり、小規模の企業であっても、プライバシーポリシーや特定商取引法の表示が求められており、

特に EC サイトなどウェブ上で決済を行うサイトでは、特定商取引法の表示が必須となっております。

 

そのため、ホームページ内に「プライバシーポリシー」と「特定商取引法の表示」に関する個別ページを作成することをおすすめします。

 

さらに問い合わせや注文の直前にも、プライバシーポリシーや特定商取引法が記入されているページへのリンクを掲載しておくことで、お客様の信用度がさらに上がることでしょう。

 

現在、ほとんどの会社のホームページがプライバシーポリシーや特定商取引法について掲載しています。

 

また、企業のサイトだけでなく個人のサイトであってもプライバシーポリシーを掲載している場合が増えてきました。

 

色々なサイトを参考にしながら、自社のホームページに合ったスタイルで作成しましょう。

 

 

まとめ

 

くくり
ホームページのトップページとトップページ以外のページにどんなことを書いていくといいかおわかりいただけましたか?




女性起業家
はい。
お客様からの問い合わせや商品の購入、メールマガジンの登録など、次のアクションにつなげるために、トップページだけでなく、トップページ以外のページも大事なんですね。




くくり
そうですね。
トップページはホームページの顔であり、トップページ以外のページはさらにお客様から信用を得て安心をしていただくためにとても重要な役割を持っているんですよ。

 

 


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