くくりさん
レンタルサーバー「くくり」のキャラクター。(本当は、とあるホスティングサービスの中の人)お仕事用のWebサイトやメールアドレスを初めて作る方向けに、役に立つ情報を発信します!
補助金をもらってホームページ作ったってきいたことがあるのですが、本当ですか?
補助金欲しいです!!
今年度は公募期間が過ぎているものもあるかもしれません。
でも、毎年のようにあるのでまずは何があるのかみておきましょう!
Contents
ホームページに関する補助金は3つ!
「補助金」は国や地方自治体などから交付される「返さなくてもいいお金」です。
ホームページ制作にかかった費用の一部でも、補助金という形でもらえたらすごーく嬉しいですよね。
これを利用しない理由はありません!
まずは、ホームページに関する補助金を少し知っておきましょう。
現在、ホームページに関する補助金は大きく分けて3つあります。
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国によるIT導入補助金
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商工会議所による小規模事業者持続化補助金
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地方自治体による補助金
それでは、1つずつみていきましょう!
国による「IT導入補助金」
「IT導入補助金」とは、正式名称を「サービス等生産性向上IT導入支援事業」といいます。
サービス等生産性向上?
IT導入?
ホームページとどう関係してくるの?ってことなのですが、大いにあります!
例えば、ホームページで商品やサービスを知ってもらったり、お問い合わせがきたりしたら・・・
営業による人件費やパンフレットなどの作成・印刷費用は減りますよね。
その分、他に力を注ぐことができ、業務効率化・売上アップにつながります!
要するに中小企業・小規模事業者が①「業務効率化」すなわち「生産性の向上を図ること」を目的に、②ソフトウエアやサービスなどのITツール導入をしたら、その費用の一部を国が補助してくれるという制度なのです。
【対象者】
中小企業や小規模事業者等(個人事業主も対象)
【対象となる取り組み】
ホームページ制作、経理・会計システムや決済システム、POSや在庫管理、顧客管理システムなど
【補助率】
補助対象経費の1/2以内
【補助上限額】
50万円
そこで一つ疑問なのが、「ソフトウエアやサービスなどのITツール導入して生産性の向上する」ってどのように証明するのか?ということです。
実は、「IT導入補助金」を申請する際には、IT導入を支援してくれる事業者との間で商談を進め、交付申請の「事業計画書」をつくり、ITツールを導入した後はアンケートという形で事後報告が必要なのです。
ちょっと面倒かもしれませんが、補助金という将来返さなくてもいいお金をもらうのです。
補助金をもらう理由と結果が必要になるのは、致し方ありません。
詳しくは、IT導入補助金の公式HP:申請・手続きをごらんくださいね。
「IT導入補助金」は、2017年3月に導入され、約1年半が経過しようとしています。
2017年と2018年では、IT導入補助金の総予算は100億円から500億円、補助率は2/3から1/2、利用する予想企業数は1万5,000社から13万5,000社と大幅に変更されました。
1社あたりの補助金は少なくなりましたが、より多くの企業に補助金を活用してもらえるように改善されたのですね。
最近のITツールは技術の進歩により、お手頃でかつ高性能なものが増えています。
上限50万円ですから100万円(補助率1/2)までのITツールとなるとなかなかなものです。
かなり優れたものを導入することができますね。
是非、「IT導入補助金」を申請してみましょう!
商工会議所による「小規模事業者持続化補助金」
「小規模事業者持続化補助金(しょうきぼ じぎょうしゃ じぞくか ほじょきん)」は、中小企業庁が商工会議所を通じて「事業承継」や「生産性向上」に向けた取り組みを実施する事業者を補助金で支援する制度です。
あなたのお店や事業の持続的な発展を後押しするためにつくられた制度なのです。
「小規模事業者持続化補助金」と少し長い名称ではありますが、経営面や資金面で支援してくれますよ。
補助金だから資金面はわかるけど、経営面の支援って?
実は補助金をもらうためには、あなたが商工会議所の支援を受けて「経営計画書」を作成し、その計画に沿って取り組む必要があります。
その経営計画で行なわれる販路開拓等の経費の一部が補助されるのです。
前章の「IT導入補助金」でも「事業計画書」が必要と言っていましたね。
「経営計画書」と「事業計画書」は似たようなものだと思ってください。
「IT導入補助金」では、あなたがIT導入を支援してくれる事業者と商談して「事業計画書」を作成します。
「小規模事業者持続化補助金」では、あなたが商工会議所の支援を受けて「経営計画書」を作成します。
せっかくホームページを作るのですから、「ホームページによる業務効率化など効果がどのくらいのあるのか?」を事業(経営)計画して、結果をみることは大事ですよね。
今年は、公募期間が平成30年3月9日(金)~平成30年5月18日(金)でしたので、締め切られましたが、来年も同じような補助金制度があるので、今のうちにどんな制度なのか知っておきましょう!
【対象者】
全国の小規模事業者
【対象となる取り組み】
ウェブサイト広告やネット販売システムなど販路開拓等。また、販路開拓等の取組とあわせて行うPOSや在庫管理、顧客管理システムなど業務効率化(生産性向上)
【補助率】
補助対象経費の2/3以内
【補助上限額】
50万円
100万円(賃上げ、海外展開、買物弱者対策)
500万円(複数の事業者が連携した共同事業)
地方自治体による「補助金」
それぞれの市町村にある地方自治体にも補助金があることはご存知ですか?
例えば、「東京 ホームページ 補助金」と検索すると、東京都にある自治体で補助金が出ることを教えてくれるウェブページや地方自治体の公式HPが出てきます。
東京都23区によって補助対象の取り組みや補助率・補助金額が様々ですが、現時点で各区の最新状況補助金(2018年9月時点)を一部箇条書きしておきますね。
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葛飾区 ホームページ開設費等補助
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江東区 ホームページ作成費補助
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中央区 中小企業ホームページ作成費補助金
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練馬区 ホームページ作成費補助金
今年度の公募期間が終了している区もありますが、どの区も毎年のように補助金制度は行っておりますので、常にチェックしておくといいですよ~
「○○市 ホームページ 補助金」というように、あなたのお住まいの自治体で補助金制度がないか探してみてくださいね!
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補助金とは?補助金申請の3つのポイント
「補助金」とは、事業者のみなさまが自社の事業拡大・発展などを目的とし、その目的にあった事業に対してサポートのために国や地方自治体などが給付する「返さなくてもいいお金」のことです。
しかし、補助金は「ください」「はい、どうぞ」と簡単にはもらえません。
次の3つのポイントをもとに、積極的に情報を集めて、補助金を有効に活用しましょう。
ポイント1:それぞれの補助金ごとに目的と仕組みを知ろう!
補助金は、国のさまざまな政策ごとに、いろいろなジャンルで募集されています。
それぞれの補助金の「目的・趣旨」といった特徴をつかんで自分の事業とマッチする補助金を見つけましょう。
ポイント2:補助を受けられるのは事業全部または一部の費用!
必ずしもすべての経費が交付される訳ではありません。
事前に募集要項等で補助対象となる経費・補助の割合・上限額などを確認しましょう。
例:補助率2/3、補助上限額50万円の場合
補助対象経費60万円の支出→補助金40万円(補助対象経費の2/3)
補助対象経費75万円の支出→補助金50万円(補助対象経費の2/3)
補助対象経費90万円の支出→補助金50万円(補助対象経費の2/3は60万円ですが、補助上限額が50万円の為、それ以上はでません。)
ポイント3:補助の有無やその額についての審査あり!
補助の有無・補助金額は、「事前の審査」と「事後の検査」によって決定します。
審査には「申請」が必要です。
そのときは、あなたの事業のポイントをわかりやすくまとめて申請しましょう。
あなたの補助金申請書を見るのは、あなたの事業を始めて知る人です。
専門用語を使わず、中学生でもわかるように書くのがベストでしょう。
また、補助金は後払い(精算払い)です。
事業を実施した後に報告書等の必要書類を提出して検査を受けた後、はじめて受け取ることができます。
予め、資金繰りも考えておきましょう。
あなたが取り組もうとしている事業と、国や地方自治体等の目的とが合い、その効果が期待できれば、補助金の交付を受けられる可能性が十分あります。
積極的に情報を集めて、補助金を有効に活用しましょう。
まとめ
ホームページで補助金をもらうためには、計画書が必要なんだとわかりました。
ちょっと面倒ですよね~
ただ、経営計画書なしでお店の経営するのは、闇の中を歩くのと一緒ですよ。
経営をしている以上、経営計画書は作るに越したことはないです。
同じ作るなら、補助金申請できるほうがいいですよね!