仕事用のメールアドレスでおすすめは?信頼されるアドレス作りのコツ

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くくりさん

 

レンタルサーバー「くくり」のキャラクター。(本当は、とあるホスティングサービスの中の人)お仕事用のWebサイトやメールアドレスを初めて作る方向けに、役に立つ情報を発信します!

 

週末プチ起業を始めた。独立してフリーランスになった。

そんなときに気になるのが「仕事用のメールアドレス」ですよね。

 

とあるフリーランサー

これまでは、GmailやYahoo!メールなどフリーメールを当たり前のように使っていたけれど、果たしてビジネスでも使って良いの?

それとも、仕事用として新しく用意すべき?

だとしたら、どんなメールアドレスがいいの・・・?

 

この記事では、そんな疑問を持つ方に向けて「仕事用で使うならどんなメールアドレスがベストか?」という話題をお届けします。

 

くくり
あなたのメールアドレスもチェックしてみてくださいね!

 

仕事用のメールアドレスは「独自ドメイン」がベスト!

メールアドレス

結論から言うと、仕事用としてベストなのは「独自ドメイン」のメールアドレスです。

 

独自ドメインとは、持ち主の完全オリジナルなメールアドレスのこと。

例えば通販サイトのAmazonは、注文確認のメールに【auto-confirm@amazon.co.jp】というメールアドレスを使っています。

Facebookはお知らせメールに【notification@facebookmail.com】というメールアドレスを使っています。

上記の赤字で示した部分が「独自ドメイン」と言い、有料で自由な文字列を設定することができます。

 

もちろん、@より前の部分(ローカル名)の文字列も自由に決めることができます。

 

つまり、独自ドメインのメールアドレスは、

ローカル名(自由に設定可)@ 独自ドメイン(自由に設定可)

という形式になるのです。

 

 

なぜ独自ドメインのメールアドレスがベストと言えるのか?

連絡先

メールアドレスを作る方法は主に3つあります。

  1. 独自ドメインを使って作る
  2. GmailやYahoo!メールなど、フリーメールを利用する
  3. 契約しているプロバイダで作る

 

このうち独自ドメインで作ったメールアドレスは、「大元のサービスへの依存度が低い」という特徴を持ちます。

 

例えばGmailやYahoo!などのフリーメールは、さまざまなサービスが利用できるGoogleやYahoo!のアカウントの元に、メールアドレスがあるカタチになります。

(メールアドレス自体も、【任意の文字列@gmail.com】や【任意の文字列@yahoo.co.jp】のように、大元のサービスの名称が入ります)

 

なので、万が一GoogleやYahoo!のアカウントが規約違反などで停止されたり、アカウントを削除したりした場合、メールアドレスも一緒に使えなくなってしまいます。

 

インターネット接続をおこなうプロバイダでも、サービスの一環としてメールアドレスが発行できます。

しかし、やはりメールアドレスの一部に、プロバイダ名を表わす文字が入る場合が多いです。

ということは、「もっとお得なプロバイダに乗り換えようかな~・・・」と思って契約を解除してしまったら、今まで使っていたメールアドレスが使えなくなります。

 

(取引相手にとって)あなたの仕事用のメールアドレスが予期なく繋がらなくなったとしたら、どうでしょうか?

また、あなた自身も仕事用のメールアドレスが変わることで、名刺の再発注などの事務処理に追われるかもしれません。

 

対して独自ドメインのメールアドレスは、何かのサービスの一部ではなく、独立した存在になります。

予期せぬ利用停止など、外部環境に影響されにくいため、連続して情報をやりとりする仕事用のメールアドレスとしては最適と言えるのです。

 

 

フリーメールのアドレスに嫌悪感を示すビジネスマンも・・・?

拒否

人によっては、Gmailなどのフリーメールアドレスを仕事で使っている人に対して「信用ならない」と感じる場合があります。

 

『無料で取得できて、いつでも捨てられるメールアドレスを仕事で使うなんて、この人大丈夫かな?』
『独自のメールアドレスを用意する投資意識がないのかな・・・?』
『ITの知識に乏しいかもしれない、情報セキュリティの面で不安があるな~』

とくに、仕事の単価が高いのに連絡先メールアドレスがフリーメールだった場合、その心理的ギャップは大きくなります。

 

Gmailなどのフリーメールは、簡単にアドレスが作れて機能も申し分ありません。

しかしながら、ビジネスをしていく上で最も大切な「印象面」において、心許ない場合が多いです。

 

この傾向を理解した上で、あえてフリーメールアドレスを使うのは問題ありませんが、もしも「ビジネスの印象を良くしたい」という思いが強いのであれば、独自ドメインのメールアドレスを準備した方が良いでしょう。

 

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独自ドメインのメールアドレスの作り方

メールアドレス

独自ドメインを使った「持ち主の完全オリジナルのメールアドレス」は、次の順序で作成していきます。

 

  1. ドメイン取得サービスで独自ドメインを契約する
  2. レンタルサーバー(メールサーバー)を借りる
  3. レンタルサーバーと独自ドメインを紐付ける
  4. レンタルサーバー側でメールアドレス(【ローカル名@独自ドメイン】の形式)を発行する
  5. メールソフト(実際に送受信をするソフト)にメールアドレスを紐付ける

 

くくり
ひとつずつ詳しく解説していきますね!

 

①ドメイン取得サービスで独自ドメインを契約する

まずは、メールアドレス(ローカル名@独自ドメイン)の@以下の部分をドメイン取得サービスにて有料契約します。

 

独自ドメインは、●●.com/●●.jp/●●.bizなど、任意の文字列(●●の部分)のあとにトップレベルドメインと呼ばれる文字がくっついてできています。

まずは、この任意の文字列の部分を考えましょう。主に、社名や店名、屋号が入れるのが一般的です。

 

.com/.jp/.bizなど、トップレベルドメインは、あなたの業種に合うものを選びます。

 

【世間でよく使われているドメインが持つ意味】

  • .com→商用として幅広く使える
  • .net→ネットワーク関連のサービスなどに向いている
  • .info→情報発信系のビジネスに向いている
  • .biz→商用として幅広く使える
  • .jp→日本国内に在住する人のみが使える
  • .co.jp→日本に拠点のある法人のみが使える

 

トップレベルドメインの種類によって、独自ドメインにかかるコストは変わります。

大体年間1500~4000円ほどで、独自ドメインを使い続ける限り毎年かかるコストとなります。

 

【ドメイン取得ができるオンラインサービスの例】

ムームードメイン・お名前.com・エックスドメイン・スタードメイン など

 

とあるフリーランサー
独自ドメインには毎年コストがかかるのですね!できればお得に契約したいなぁ・・・
くくり

それならば、次に解説する「レンタルサーバー」のキャンペーンを利用するといいですよ。

レンタルサーバーの契約で独自ドメインが無料になる場合があるので、そのキャンペーンを使うと維持費を低く抑えられます。

詳しくはこちら>>ドメイン無料キャンペーンを実施しているレンタルサーバーまとめ

 

 

②レンタルサーバー(メールサーバー)を借りる

独自ドメインのメールアドレスを使うなら、レンタルサーバー(メールサーバー)が必須です。

 

レンタルサーバーとは、「情報の容れ物」のようなもの。

独自ドメインのメールアドレスの元に届いたメールは、サーバーに格納されることで初めて読むことができます。

 

逆もしかりで、相手にメールを送る際「送信」ボタンを押すのはあなたですが、実際に情報を相手に送るのはサーバーの役割です。

ですので、独自ドメインを取得できた次は、レンタルサーバーを準備します。

 

ホームページなどのWeb媒体は持たずにメールだけで良い場合は、>>ムームーメールなどのメール専用サーバーを選びます。

ホームページも開設したい場合は、メールとWebサイトの両方に対応しているレンタルサーバーを契約しましょう。

※担当者や部署別にメールアドレスを複数用意したい場合は、メールアドレスの最大発行数に注目してサーバーを選んでくださいね。

 

くくり

自作のホームページによく使われている「WordPress」というシステムに対応のレンタルサーバーで、初心者さん向けのものをまとめました。

こちらの記事も参考に!

>>WordPress初心者さん向けレンタルサーバー4選!ベストな選び方のコツも

 

 

③レンタルサーバーと独自ドメインを紐付ける

別々の存在になっているレンタルサーバーと独自ドメインを、識別子を使って紐付けます。

契約したドメインサービス・レンタルサーバーには、紐付け方のマニュアルや専用の識別子が用意されています。

そのマニュアルを参考に、作業を進めていきます。

 

 

④レンタルサーバー側でメールアドレスを発行する

メールアドレス(ローカル名@独自ドメイン)の前半部分、ローカル名をレンタルサーバー側に登録していきます。

これにて、メールアドレスの全文ができあがります。

 

ローカル名は、代表メールアドレスにするなら【info@●●.com】が一般的です。

部署や個人名で分かりやすくするなら、【customer-support@●●.com(カスタマーサポート事業部の例)】や、【yamada_t@●●.com(個人名の例)】のようなローカル名もおすすめです。

 

くくり

メールアドレス全文が長すぎると、打ち間違いなどがおこる可能性があります。

独自ドメインの長さとバランスをみながらローカル名を調整して、全体的にスッキリ覚えやすいメールアドレスにするのがポイントです。

 

 

⑤メールソフトにメールアドレスを紐付ける

いつも使っているメールソフトに独自ドメインのアドレスを紐付けておけば、そのメールソフトを使って送受信ができます。

※メールソフトに紐付けない場合は、サーバーにログインして送受信をおこなうカタチになります。

 

設定はメールソフトごとに若干異なりますが、サーバー側でマニュアルが用意されています。

ヘルプページ等を参考に、メールソフトとの紐付けをおこなっていきましょう。

 

【参考】
レンタルサーバー「くくり」で発行した独自ドメインのメールアドレスを、メールソフト「Thunderbird」に紐付ける手順↓↓

 

くくり

これで、完全オリジナルの独自ドメインメールアドレスができあがります!

仕事用としてバッチリ使えますね!

 

 

まとめ

メール送受信

仕事用のメールアドレスでおすすめするのは、あなたがどんな屋号で、どんな人で、どんなサービスをおこなっているのか一目で分かる「独自ドメイン」のメールアドレスです。

フリーメールよりも少々工程が多くなりますが、相手からの印象を良くし、仕事を円滑におこなっていくために、ぜひ作ってみてください。

 


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