くくりさん
レンタルサーバー「くくり」のキャラクター。(本当は、とあるホスティングサービスの中の人)お仕事用のWebサイトやメールアドレスを初めて作る方向けに、役に立つ情報を発信します!
先日、取引先から名刺をもらったらメールアドレスに会社名が入っていたんです。
会社名のメールアドレス取得することって簡単に出来るんですか?
会社名の入ったメールアドレスは簡単に作れますよ。
お店や会社を運営しているなら少なくとも個人と会社のメールアドレスは分ける必要があります。
個人用メールアドレスは無料のタイプでも構いませんが、会社用メールアドレスは有料のほうが信用度も高まるのでいいんですよ。
Contents
メールアドレスをいくつ持っている?
パソコン用にGoogleの無料メールをお店のメールアドレスとして使っています。
「(お店の名前)@gmail.com」です。
そうですね。
それでも構いませんが、メールアドレスが2つしかないというのは、リスクに対する管理が甘いかもです。
20人のうち、12人の方が4つ以上のメールアドレスを持っているようです。
一般にメールアドレスを3~4つ以上持っている人が多いといっても過言ではないですよね。
ちなみに私は3つあります。
そろそろもう1つ欲しいな~と思っているところなんですよ。
そんなにメールアドレスって必要ですか?!
メールアドレスっていくつも必要?
メールアドレスはいくつも必要なのでしょうか?
メールアドレスの用途として、大きく分けて「個人用」と「ビジネス用」と分けられます。
これは、プライベートと仕事のメールを分けるためです。
そこがごちゃまぜになっている人は、プライベートと仕事の分別が甘いと思われる可能性があります。
また、「ネットショップでの買い物をする用」や「情報収集や学習のためのメルマガ用」もわけておくと、履歴も確認しやすいですね。
用途例
- 家族や友人用
- 銀行などの登録用
- ネットショップ用
- メルマガ用
- ビジネス用
このように使い分ける理由として、プライベートと仕事のメールを整理することが一番大きいです。
何より家族へのメールを仕事で誤送信してしまう危険性がありますしね。
また、ネットショップなどから個人情報の流出があった場合、被害拡大防止のためメールアドレスの変更などすることもあります。
その場合、メールアドレスを分けているとメールアドレス変更案内を最小限にできます。
使い分ける理由の例
- プライベートと仕事のメールの整理をするため
- 友達とのメールを送信してしまう可能性があるため
- お店と関係ないアドレスだとちょっと恥ずかしいため
- メールアドレスが流出した場合、被害拡大防止やメールアドレス変更の連絡などが最小限に済むため
メールアドレスは有料?無料?
メールアドレスをいくつか持つときは、すべて無料のメールアドレスでもいいですし、無料と有料のメールアドレスを使い分けることもできます。
メールアドレスはざっくりと3つの種類に分かれます。
- 独自ドメインを使ったメールアドレス(有料)
- プロバイダー会社のメールアドレス(有料)
- フリーのメールアドレス(無料)
メールアドレスのそれぞれの特徴を見てみましょう。
独自ドメインを使ったメールアドレス(有料)
独自ドメインを使ったメールアドレスは、有料です。
「独自ドメインメールアドレス」は、ホスティングサービス会社などでレンタルサーバーを借りて独自ドメインを取得し、そのドメイン付きのメールアドレスを取得することです。
独自ドメインのメールアドレスは次のようになります。
「ユーザー名」は好きな文字列を入れることが可能です。
「独自ドメイン」とは、@の後ろにある「ドメイン名.jp」のことです。
「ドメイン名」は好きな文字列を入れることが可能です。
「.jp」の部分は、「トップレベルドメイン」といい「.com」「.info」などいろいろ選べます。
例えば「ドメイン名」を「cakehouse」という会社名にすると、「ユーザー名@cakehouse.jp」となります。
ユーザー名を「部署名」や「社員名」など用途ごとにするとさらにわかりやすいメールアドレスになります。
「部署名」例
人事部「Personnel Div.@cakehouse.jp」
物流部「Logistics Div.@cakehouse.jp」
商品企画部「Product Planning Div.@cakehouse.jp」
「社員名」例
東京太郎「Tokyo-taro@cakehouse.jp」
大阪一美「Osaka-hitomi@cakehouse.jp」
【メリット】
- 自由にメールアドレスが決められる
- ブランド力がアップし、信用につながる
- セキュリティ&迷惑メール対策もしっかりしている
- メールアドレス追加で用途ごとに使い分けが可能
【デメリット】
- サーバー契約で利用料金(1000円/月~)がかかる
- ドメイン代(0円/月~)がかかる ※サーバー契約で一定期間無料というドメインもあります。
サーバー契約の料金は安価なものがありますが、容量や転送速度など考慮すると1000円前後/月あれば安心です。
ドメイン代はサーバー契約で無料特典がある場合もありますが、「.com」「.jp」などのトップレベルドメインにより100円~6000円/月と価格の幅があります。
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プロバイダー会社のメールアドレス(有料)
プロバイダー会社のメールアドレスが有料です。
「プロバイダー会社のメールアドレス」とは、BIGLOBEやniftyなどのプロバイダーと契約し、メールアドレスを取得することです。
プロバイダーのメールアドレスは次のようになります。
ユーザー名を「部署名」や「社員名」など用途ごとにすることが可能です。
しかし「ドメイン」は「nifty.com」になりますので、ユーザー名の部分にも会社名の「cakehouse」を入れないと、何の会社かわからなくなります。
「部署名」例
人事部「Cakehouse-Personnel Div.@nifty.com」
物流部「Cakehouse-Logistics Div.@nifty.com」
商品企画部「Cakehouse-Product Planning Div.@nifty.com」
「社員名」例
東京太郎「Tokyo-taro.cakehouse@nifty.com」
大阪一美「Osaka-hitomi.cakehouse@nifty.com」
長いメールアドレスになりますね。
【メリット】
- セキュリティ対策しっかりしている
- 迷惑メール対策もしっかりしている
- メールアドレス追加で用途ごとに使い分けが可能
【デメリット】
- プロバイダー契約(例:3980円~)
- メールアドレスにプロバイダー名が入る
- メールアドレスを追加すると追加料金(100~200円程度)かかる場合あり
インターネットをしているならプロバイダー契約しているので、メールアドレスだけ欲しいならプロバイダーメールアドレスもおすすめです。
フリーのメールアドレス(無料)
フリーのメールアドレスは、無料です。
「フリーメールアドレス」は、GoogleやYahoo!JAPANでメールアドレスを取得することです。
フリーのメールアドレスは次のようになります。
ユーザー名を「部署名」や「社員名」など用途ごとにすることが可能です。
しかし「ドメイン」は「gmail.com」になりますので、ユーザー名の部分にも会社名の「cakehouse」を入れないと、何の会社かわからなくなります。
「部署名」例
人事部「Cakehouse-Personnel Div.@gmail.com」
物流部「Cakehouse-Logistics Div.@gmail.com」
商品企画部「Cakehouse-Product Planning Div.@gmail.com」
「社員名」例
東京太郎「Tokyo-taro.cakehouse@gmail.com」
大阪一美「Osaka-hitomi.cakehouse@gmail.com」
こちらも長いメールアドレスになりますね。
【メリット】
- 無料である
- 誰でも何個でも取得できる
【デメリット】
- フリーメールだと利用できないサービスがある
- ビジネス用にすると信用度が低くなる
- 突然サービスを停止される可能性がある
メールアドレスの用途例に合わせて
- 独自ドメインのメールアドレス
- プロバイダーのメールアドレス
- フリーのメールアドレス
それぞれ使い分けていきましょう。
独自ドメイン取得の方法は2通り!
独自ドメイン取得の方法は2通りあります。
- 独自ドメインを取得してメールアドレスを作成する
- サーバー契約して独自ドメインを取得してメールアドレスを作成する
どちらもメールアドレスは作成できますが、メール機能だけ欲しい方は「独自ドメイン取得してメールアドレスを作成する」ほうがいいでしょう。
「ムームーメール」など、独自ドメイン取得とメール機能を兼ね備えたサービスがあります。
独自ドメインを取得し、メールアドレスを作成するだけなので、低コストでメール機能が使えます。
次に、お店のホームページやブログなども作りたいという方は「サーバー契約して独自ドメインを取得してメールアドレスを作成する」ほうをおすすめします。
「エックスサーバー」「くくり」「さくらインターネット」(五十音順)といったホスティングサービス会社でサーバー契約し、独自ドメインとメールアドレスを取得する方法です。
お店のホームページやブログを運営するなら、独自ドメインとサーバー契約は必要になります。
ホスティングサービス会社によっては、サーバー契約にいくつかプランがあったり、独自ドメインを一定期間無料サービスがあったりします。
ちなみに「くくり」では、サーバー契約で独自ドメインが無料になりますので、ホームページで確認してみてくださいね。↓
>>誰でもすぐに・かんたんに。最大100アドレスまで発行可能な「くくり」のメール機能はこちら
まとめ
無料しか持っていなかったので、ビジネス用は有料のメールアドレスを取得しようと思います。
プライベートと仕事のメールをしっかりわけておくことは社会人としての常識ですよ。
これでうっかり誤送信をしなくて済みますね~
>>ドメイン料金はずっと無料。最大100アドレスまで発行可能な「くくり」のメール機能はこちら